むくみの原因と対策
2021/08/05
むくみの原因と対策
高齢者になるとむくみが取れない方が増えます。
そこで処方されるのが利尿剤です。
利尿剤は高齢者にとってはありがたくない薬です。
むくみをとったり、血圧を下げるために良く処方されますが、
なんせトイレが近くなる!
だから朝に飲むことが多いです。
それでもなかなかむくみは取れないものです。
高齢者はタンパク質の摂取量が減ってきます。
それが原因でむくみが取れないこともあります。
肝臓ではアルブミンが作られています。
アルブミンの材料はタンパク質です。
高齢者になるとタンパク質の摂取量が減少します。
またアルブミンの合成能力も低下します。
これはダイエットしている若い女性にもありえることです。
アルブミンは水分を保持する能力があり
不足でむくみがでてきます。
ですから、タンパク質不足になりやすい方はむくみも出やすくなるわけです。
高齢者やダイエットでタンパク質制限している人です。
高齢者では歯の問題もありますので、
タンパク質が不足になりがちです。
1回の食事では手のひら一枚分くらいのお肉や魚や卵が必要ですが
なかなかそれだけの量を取れる高齢者は少ないです。
ましてや高齢者の多くは胃酸抑制剤を服用されています。
となれば、タンパク質の消化吸収は難しいと考えられます。
対策としてはタンパク質を取ればいいのですが、高齢者では歯や消化の問題で摂取が難しくなります。
そんな時に活躍するのがお出汁やボーンブロスです。
いりこ、あご、カツオ、昆布の粉を使えば手間いらす!
ボーンブロスも一気作って冷凍しておけばいつでも使えます。
食事を取るにはフルマラソンくらいのエネルギーを必要とします。
少しでもエネルギーを節約するためにも
消化に負担をかけないお出汁やボーンブロスを使うのが良いでしょう。
消化吸収の問題は飲んでいるお薬や食事内容に左右されます。
個人差が大きので詳しくはご相談ください。
処方箋を持って来ていただいた患者さんには無料で栄養相談を受けています。
それ以外の場合はカウンセリング料がかかりますので詳しくはお問い合わせください。
🌟薬と体、栄養療法についての講座をしています。🌟
(すぐに実践できて元気になれる)
毎月最終金曜日開催! 詳しくはこちら♪
***********************
うさぎ堂薬局通販サイト
サイト上に載せていないものもありますので
お気軽にお問い合わせください!