漢方薬は飲み方た大切！
2021/12/11
漢方薬は飲み方が大切！
処方箋の通りに飲むと効果はイマイチです
漢方薬はゆっくりしか効果ないとか副作用がないとか思っていませんか？
漢方薬はうまく使えば劇的に効果があります。
漢方薬を病院で処方してもらうこともあるかもしれません。
飲み方は「１日3回毎食前」といったように保険では決められています。
ですが、そんな飲み方では効果ないことも多いわけです。
漢方薬によっては飲み方が違います。
薬剤師からそんな飲み方だけを説明されたのであれば
漢方薬のことをほとんど知らない薬剤師です。
例えば、整形外科でよく処方される治打撲一方という漢方があります。
打ち身の時によく使う漢方です。
これも医療機関でもらうと１日3回毎食前という飲み方になりますが、
漢方の専門であればこう説明されます。
「下痢するまで１時間おきに１包ずつ飲みましょう」
下痢をすればとりあえずお終いとします。
またよく知れ渡っている葛根湯は
風邪症状が出てからではもう手遅れです。
なんかおかしいかな？と思った時に飲むのが効果があります。
また、葛根湯はよく肩こりにも処方されます。
その時は１日3回に分けて飲むのも構いません。
漢方は症状に応じて飲み方を変えることが大切です。
保険適応上、飲み方として毎食前、食間と記載しないといけません。
だから全ての飲み方は食前か食間となっているわけです。
しかしそうでない飲み方の方がいい漢方もあることを忘れないでください。
また、飲み忘れが多いのであれば食後でも構いません。
当たり前ですが、飲み忘れると全く効果はありません。
食後服用でも効果がさほど差がなかったという報告もあります。
さらに「〇〇湯」のように湯がつくエキス剤はお湯に溶いて服用した方が
効果もあがると言われています。
こんな風に飲み方次第で漢方薬の効果を最大限活かすことも可能になってきます。
漢方薬は西洋薬のように、言われた通りに飲めばほぼ同じような効果が出るというわけではありません。
漢方薬が処方された時にはぜひ飲み方を薬剤師に尋ねてみてください。
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