離乳食はどんな意味があるの?
2020/11/05
離乳食はどんな意味があるの?
離乳食は健康への入り口
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今日は孫のお食い初めでした。
そのうちに離乳食も始めるでしょう。
急いで離乳食を開始する必要は全くないと考えています。
離乳食は栄養をとる目的ではなく
食べる動作を身につけるためと考えた方がいいでよう。
食べ物を口に入れて咀嚼して飲み込むという一連の作業はとても高度です。
口周りや舌の筋肉が育たないとうまくものを飲み込めないようです。
栄養は少しおいといて、よく噛んで(まだ噛めませんが)ごっくんできるように練習する機会と捉えて
食べさせる大人も一緒にゆっくり噛んで食べる習慣をつけて欲しいです。
小さい頃から時間に追われて早く食べる習慣がついています。
学校給食ではゆっくりと食べることができない時間設定です。
これらが将来の健康に大きく影響していることを誰が教えてくれるでしょうか?
離乳食の早い段階であまり食べないことをきにする必要はありません。
栄養が気になるのであればお出汁やボーンブロスを飲ませてあげると良いでしょう。
離乳食よりはミルクの方がよっぽど栄養が取れます。
萎縮性胃炎などで食事があまり取れない大人には粉ミルクを勧めることがあります。
朝、食事をしたくない人にもお勧めしています。
ドラックストアでは大人の粉ミルクも販売されています。
食事がうまく取れない時は粉ミルクに戻ってみるのもいいです。
粉ミルクで体重が増加して、食事が取れるようになった患者さんもいますので検証済みです!
食欲が出るような薬もありますが、
薬でなんとかしょうと考えるまえにこんな粉ミルク、お出汁、ボーンブロスなどを利用してみるのも大事なことです。
うさぎ堂薬局では栄養療法に基づく服薬指導をしています!
お薬で気になることがあればお気軽にご相談ください!