突然の不幸はポリファーマシー(たくさんの薬)の影響?
2020/12/28
突然の不幸はポリファーマシー(たくさんの薬)の影響?
先日90歳過ぎたおばあちゃんが突然亡くなったと連絡をうけました。
つい最近までは元気にされていたのに…
ただこの方は薬は沢山飲んでました。
【ポリファーマシー】という言葉があります。
ポリファーマシーとは、
明確な基準はありませんが、
「必要以上に薬を飲んでいて、薬による有害事象が起こっている状態」をさします。
単純に「4~6種類以上の薬を飲んでいる状態」をさすこともあります。
風邪を引いて病院にかかればすぐにこの状況になります。
4剤以上の薬を同時に飲んだ時に起こる体の中の作用(副作用や薬の相互作用を含めて)は
計りしれないものがあるとも言われています。
市販の風邪薬も同じで見かけは一錠かもしれませんが、
中には5種以上の薬が入っていることがほとんどです。
沢山の薬を飲んでもなんとか普通の状態を保っている体はものすごいパワーがあると感動します。
薬は基本的に肝臓で分解されて便やお小水、汗から体の外に出ていきます。
しかしいろんな要因でうまく排泄できないこともあります。
アルコールに強い人、弱い人の違いもここに関係しています。
今の高齢者はポリファーマシーであって、
年齢で臓器の機能が衰えてきているにも関わらず30台・40台と変わりない薬の用量をのんでいます。
ギブアップしてもおかしくない状態を
辛うじて維持してるのは人間の素晴らしさでもあるのでしょうか?
それとも薬が急所でない部分にダメージを与えつつも
機能を正常に戻そうとしているのでしょうか?
どちらにしても絶妙なバランスで保たれている体はいつ崩れてしまうのか誰にもわからないのでしょう。
これも突然の不幸の原因の一つだと私は思います。
医療費だけでなくポリファーマシーは大きな課題の一つです。
ポリファーマシーとなる原因の一つに
体のことをよく知らない医療者が多いのだと考えられます。
先日の薬剤師の学会で発表してきたのがまさしくこれでした。
食事や嗜好品の取り方を調整すれば
検査数値が正常になります。
薬を使わなくても症状は改善します。
食事や嗜好品を今まで通りに使って検査数値を正常化しようと思えば
どうしてもどうしても薬を増やさなくてはなりません。
薬のために他の症状が出てくる可能性も高いです。
ならば薬を増やさずに症状の改善や数値の正常化をするには
どうすればいいのか?
栄養療法を使うのが一番いいのではないかと思っています。
うさぎ堂薬局ではポリファーマシーを防いで
薬を最小限に使う服薬指導をしています。
全国どこの処方箋も受け付けていますので薬でお困りの時には
ご遠慮なくご相談ください。
処方箋を受け付けた患者さんには無料でカウンセリングをしています。
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