薬剤師が教える夏バテ予防、回復メニュー
2021/08/02
薬剤師が教える夏バテ予防、回復メニュー
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暑い日が続きます!
もうすでに夏バテしていませんか?
毎日クーラーの効いた中での仕事だから大丈夫と油断してはいけません。
コロナでまだまだ大変な季節だからこそ夏バテ予防はしっかり取り組んだ方がいいですね!
夏バテの原因として胃腸機能の衰えがあります。
暑いからといって冷たい飲み物食べものをとると
夏バテをよりひどくしてしまいます。
冷たい食べ物、飲み物をとると最低2、3時間は胃腸機能がストップしてしまいます。
エネルギーを産み出すミトコンドリアの動きもストップさせてしまうので、頭も心も強制ストップがかかります。
体が冷えることで体温維持を頑張るため、甲状腺機能もがんばらないといけません。
そこで余計なエネルギー消費が起きてしまいます。
冷たい食べ物や飲み物はこの時期禁忌です!
どうしても食べないといけない場面があれば
手をお腹に当ててしっかり温めてください!
少しは回復します。
あくまで応急手当です。
しっかり回復はしません!
この時期ではソーメンや冷麺のような冷たい麺類がとても食べやすいです。
これも夏バテの原因の一つです。
麺類のような炭水化物(糖類)を取りすぎると代謝に必要なビタミンB1が消費されすぎます。
するとB1不足による脚気になる可能性が増えてしまいます。
この脚気の症状が熱中症とよく似ているため、
水分不足だと勘違いして経口保水飲料をがぶ飲みする人も少なくありません。
経口保水飲料の主成分は砂糖やブドウ糖果糖液糖です。
さらにB1不足になります。
砂糖やブドウ糖果糖液糖は腸内環境を破壊して免疫力低下を招きます。
さらに夏バテが深刻になります。
冷たい麺類が食べたいのであれは、冷しゃぶを一緒に取るなどB1を多く含むものと一緒に食べるのが夏バテ予防につながります。
土用の丑に食べるうなぎはビタミンB1もB2も多く含まれているので、夏バテにはもってこいといえます。
食欲がなければスープもいいです!
日本人なら朝のお味噌汁もいいですねー
お疲れ気味の場合、朝のお味噌汁は体をシャキッとさせてくれます。
ただしインスタントのお出汁ではダメなんです❗️
いりこや鰹節からとった本物のお出汁か、ボーンブロス(骨つき肉からとった出汁)でないと効果いまいちです。
時間がない時の裏技として、インスタント味噌汁にいりこや鰹節の粉を入れて飲むといいです。
スープや味噌汁にはタンパク質があります!
胃腸機能の低い人や病中病後にはおすすめです。
夏であれば塩分補給にもなります。
この暑い夏を元気に過ごすには
冷たい食べ物飲み物を避けるのが一番手軽な方法です!
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