感染症後の後遺症

感染症後の後遺症に苦しんでいる人は大勢いるように思います。

インフルエンザ感染後に日常生活が送れなくて学校や仕事にもいけない人達がいたことは
あまり話題にもなりませんでした。

病院を受診しても感染症後の後遺症症状には対処療法しかありません。

頭痛→痛み止め
食欲不振→対処なし
消化不良→胃酸抑制剤
めまい、ふらつき→めまい薬、自律神経調整薬（向精神薬が出ることもある）
便秘→便秘薬

など症状に応じた薬になります。

これで症状が少しでも治ればいいのですが
思ったほどの効果はないことがほとんどです。

さてではどうすればいいのか？

薬剤師は処方権はありませんが
薬を効かすための方法は伝えることはできます。

感染症後であるので
回復するためのエネルギーがまずありません。

食欲不振のため栄養が取れていない状態なので
消化に負担がかからないような食事にします。
こんな時に役立つのがボーンブロススープです。

これでまずは消化と解毒に必要なエネルギー確保をします。

薬ばかりを入れてしまうと解毒するためのエネルギーがないため
余計に肝臓や腎臓に負担をかけて治りにくくなります。

頭痛など辛い症状を緩和するために薬を使うこともいいのですが
必ず解毒できるエネルギーを確保できる栄養指導が必要です。

そこでエネルギーを作り出せるように腸内環境を整えたり
エネルギーロスを防ぐ生活指導をしたりすることが大切です。

体にとって一番重要な栄養を考えずに薬だけで症状が改善してくるはずがないのを
なぜ医療者はわからないのか？
本当に不思議に思います。

薬があればなんでも治ると勘違いしている患者さんに説明することも
難しいことです。

薬の効果がないことに不満を持っている患者さんがよく薬局で
Dr.の愚痴を言います。

薬剤師はDr.に相談してくださいとしか言えない立場にありますが
薬以外のことであればどんどんアドバイスできます。

薬以外のアドバイスで一気に症状が改善する患者さんもいます。

後遺症を持っている患者さんは体がしんどすぎて
こちらのアドバイスも入ってこないこともあります。

そんな時はサプリメントを使って、アドバイスを理解してもらえる程度に
体調を引き上げる必要もあります。

今はどんな体調で、どんなケアが一番必要なのか？

そこを判断できる医療者に相談できるといいですねー

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