水虫があると間違いなくなく腸も悪玉菌がいっぱい!
2020/11/14
水虫があると間違いなくなく腸も悪玉菌がいっぱい!
薬だけでは治らないわけ
水虫の原因ですが、真菌の仲間の白癬菌がお肌に住みついて
痒くなったりジュクジュクしたりカサカサになったりして広がって行きます。
足だけではなく手や体ににも感染する事も多くみられます。
ふだんから人間の体のあらゆるところには菌が住んでいます。
菌と共存しているといった方がいいかもしれません。
たとえば、お肌の表面にいる菌の中にはお肌の潤いを保ち、
トラブルを起こす菌からお肌を守ってくれている場合もあれば、
ニキビやかゆみ、炎症を起こしたりする菌がいます。
多くの菌がお互いにけん制し合いバランスをとりながら生きているのです。
水虫があるということは体全体の菌のバランスを崩していることになります。
どこの菌のバランスが悪いの?
水虫があることでいったいどこの菌のバランスを崩しているのでしょうか?
それは腸です。
腸には細胞の数より多い100兆個の菌が住んでいるといわれています。
その菌バランスが崩れているのです。
そこで大暴れしているのが真菌の仲間のカンジダ菌です。
カンジダ菌は女性なら聞いたことがあるなじみのある名前でしょうか?
抗生物質を飲んだり免疫力が落ちた時に悪さをする菌です。
腸の中にもカンジダ菌は住んでいます。
腸の調子を整える菌が多い時は体調に影響はありませんが、
水虫ができるような体調ではお腹の中の菌のバランスも変わって
カンジダ菌もいっぱい増えているのです。
腸のカンジダ菌は何をする?
カンジダ菌は腸の中ではもともと住んでいますが、増えすぎてしまうことで人間にとって不都合が起きてくるのです。
カンジダ菌の一番の問題点は腸の粘膜の炎症を助長してしてしまうことです。
LGS~リーキーガット症候群といってアレルギーの元になるものを血管の中に通してしまい多種多様な病気の原因となってしまいます。
- 慢性疲労
- うつ、不安感
- 集中力・記憶力低下
- 過敏性大腸炎
- 胸やけ・逆流性食道炎
- アトピー
- 喉・鼻・耳の感染症
- 栄養の吸収不良
他にもたくさんあります。
菌をやっつければいいの?
カンジダ菌は人と共存しています。
悪いことをするからと言って完全に排除することはできません。
バランスを取り戻すことがたいせつです。
甘いものが止められないのは腸の中にカンジダ菌がかなり繁殖している証拠です。
カンジダ菌を増やさず、餌を与えずバランスを戻してあげるようにすることが水虫治療のひとつの方法です。
カンジダ菌は甘いものが大好物!甘いものが欲しいのはカンジダ菌が食べて欲しいと命令しているサインです。
無理なく甘い物が食べたくなくなるコツ!
ご飯を炊くとき(2合)にフラクトオリゴ糖かビートオリゴ糖(ラフィノース)を
大さじ1杯くらい入れると甘い物への欲求が自然と抑えられます。
ご飯に甘みは感じないので大丈夫!
オリゴ糖は腸内で酢酸や酪酸などの短鎖脂肪酸を作る材料となります。
酢酸や酪酸がお腹で腸内環境を整えたりダイエットに役に立ったりと
良い働きをしてくれます。
吸収が難しいカルシウムやマグネシウムの吸収もよくしてくれます。
水虫の原因がまさかの腸内環境だとはあまり知られていません。
腸内環境が悪いと様々な病気の原因になることはまちがいありません。
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