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病気の本質はどこにある?

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病気の本質はどこにある?

病気の本質はどこにある?

2022/03/31

病気の本質はどこにある?

栄養療法の落とし穴

栄養療法を勉強して栄養療法をベースにカウンセリングを仕事にしようとしている人が陥りやすいことがあります。

私自身も経験したことです。

 

1、求めてもいない患者さんをなんとかよくしようとして
自分自身が疲弊してしまうことです。

2、栄養療法を知らない医療者の治療に不満で、
なんとか栄養療法を理解してもらおうとすることです。

どちらも難しいのです!

相手をコントロールしようと頑張って自分が疲弊してしまうー
よくあることです。

患者さんに対しては伝えることを諦めることが重要です。
患者さんは医療だけでなく生活全般の生きる知識が健康な人よりは少ないことが多いです。
おまけに病気の時は理解力の低下もあり
Dr.や薬剤師の話をほとんど覚えていないことが当たり前です。

そんな体調の人にこちらの意見を押してけるような服薬指導をしても
聞いてくれるはずもありません。

聞いてくれないからなんとかしようとして
自分自身の無駄なエネルギーを使っている医療者がなんと多いことでしょう。

少し前に放映された「アンサングシンデレラ」という病院薬剤師を主人公としたドラマがありました。

見ていられないくらい疲れました。

ありえないことばかりで
あのドラマを見て薬剤師に憧れる人が増えないことを願います!

患者さんに感情移入することは悪いこととは言えませんが
だからといって自分自身をすり減らすこともない!

疑義照会時に怒鳴られることなんて当たり前です!
最近は横暴なDr.も少なくなってきていますが
まだまだいるもの事実です。

患者さんのことを考えれば考えるほどDr.と対立することもあるでしょう。

患者さんもDr.も人間です。

それぞれのパーソナリティもあります。

私は履歴書に書ききれないほどの職歴があります。
5日で辞めてしまったこともあります。

しかし最初に考えたことは
門前の診療所のDr.や薬局のスタッフと仲良くなることです。

薬剤師だけでなく、他の多くの医療スタッフと話しやすい人間関係を作ることが重要です。

毎回自分の処方ミスを指摘されるDr.もいい気分ではありません。
そこは伝え方一つで変わります。
大学で疑義照会の方法を教えてもらっているかもしれませんが
全てのDr.にその伝え方が通じるとは限らないのです。

受け入れてもらえないのであれば時期をみる
でもその間にワンポイント的なアドバイスは必ずいれる。
種まきが必要です。
いつか患者さんが気が付いた時、向こうから聞いてくれるようになります。

スタッフ同士であれば
まずは話しやすい関係を作ることからです。

先ほどの処方ミスを起こすDr.であれば
同じミスであればこちらで修正していても構わないかと確認とれば
毎回Dr.のプライドを傷つけることもありません。

原則は大切ですが人間関係を損ねて疲れることも多いです。

病気が治らない方がいいと思っている患者さんも大勢います。
(ご自身ではわかってはいませんがー)

そんな人にいくらアドバイスをしても全部無駄になってしまいます。

病気でいる方がメリットがある患者さんなのか?
根本からよくなりたいと思っている患者さんなのか?

ちゃんと見極める力をつけて対応しましょう。

病気の本質は体以外にあることの方が多いですからー

 

 

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